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言うだけの人生か、叶えていく人生か。

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何をするか。それを、誰とやっていくのか。

インバウンド

世界で勝てる日本を、つくれ。

松尾諒介

プロフィール

2013年新卒入社。個人として人生をかけてやりたいことが、バリューマネジメントのビジョンと重なったことが入社の決め手。入社後は老舗旅館の再生プロジェクトを前倒しで達成。以降、海外での事業立ち上げや東京での婚礼統括を経験し、現在はインバウンド事業部統括とクロスファンクション事業部統括を兼任している。

バリューマネジメントの主な事業概要図

ポテンシャル溢れる島国、日本。

 東京オリンピックが終わる2020年以降において、日本経済のカギとなるのが観光産業。観光産業は世界の全GDPの約10%を占める超巨大産業です。実は、自動車産業を超える数字。さらに重要なのは世界的に見て成長産業であること。日本でも、今後インバウンド需要で15兆円規模の市場になると言われています。
日本には、歴史や食、四季、自然など、世界に誇れるものがたくさんあります。人口減少が進む中、日本の強みを生かし、世界で勝てる基幹産業は何か。そのひとつが観光産業であることは間違いありません。溢れるポテンシャルがあるにも関わらず、「世界観光戦」で負けているという現実。しかし裏を返せば、日本にとって「ポテンシャルしかない産業」なのです。
 インバウンド事業部は、これまでバリューマネジメントが手がけてきた「人が来ていない地域に人の流れを生み出す」というノウハウを生かすことで、「世界で勝てる日本」をつくることを使命としています。インバウンド事業というと、既に訪日外国人が来ている観光地に出店し、その観光地の集客力に依存したビジネスを行ういわゆる「コバンザメ商法」が多いのですが、私たちが取り組むべきことは、宿泊、MICE、婚礼、レストランなど、バリューマネジメントが展開する事業を通じて、世界中の人々に「日本を訪れる目的」を生み、インバウンド顧客を増やしていくこと。つまりは、海外市場から直接集客するセールス&マーケティングの仕組みを確立することです。
 インバウンドにおける宿泊事業のモデルケースを確立するために力を入れているのが成田空港から30分、東京駅から1時間半に位置する関東初の「重要伝統的建造物群保存地区」認定地域、千葉県香取市佐原の再活性プロジェクト。海外への最も大きな出入り口である成田空港からアクセスが良い佐原を入り口として、本物の日本の文化に触れてもらうことで日本自体のファンになってもらう。東京、京都、大阪といったゴールデンルートからより深い日本の魅力を発見できる魅力的な地域のまちを旅してもらうきっかけをつくる。このプロジェクトは、自治体、地域金融機関、地域経済活性化支援機構(REVIC)も共同で取り組み2018年に分散型ホテルをスタートさせ、後に文化庁も連携し、「日本の歴史的資源を活用した観光まちづくり」の成功事例をつくるという意味でも重要だと考えています。

「本物の体験」を突き詰めることで、勝つ。

 私が海外で生活をしている間にあらためて感じたこと。それは、日本の持つ偉大な資産や日本人である有難さ、一方で日本のプレゼンス低下に対する危機感です。日本が持つ文化や歴史などかけがえのない資産を守り、日本だから、日本人だから出来る世界への貢献を通じて日本の存在感を高めたい。そんな想いを胸に秘めバリューマネジメントに入社しました。
 どんな人でも海外を訪れた際には、やはりそこでしかできない現地ならではの体験をしたいですよね?同じように、日本を訪れた外国の方は、自国とのギャップを味わえる「日本らしさ」を経験したいはずです。日本でしか得られない特別な体験とはなにか?を突き詰め、カタチにする。それがインバウンド戦略を練り上げる上で最も大切なことだと思います。
 そして、バリューマネジメントの使命は、日本の歴史的建造物やそこに宿る無形の文化を残し、未来へと紡いでいくことです。利益を生むことはビジネスを持続させたり、雇用を守る上で不可欠ですが、歴史的建造物でお金儲けをすることが目的ではありません。私個人の志も、先人が残して下さった歴史や文化、かけがえのない有形・無形の資産を自分たちの世代の責任として後世へ紡ぐことです。私の志とバリューマネジメントが描く使命が重なっていることを常に感じ、とてもワクワクしながら日々仕事をしています。

勝つための一歩目を、踏み出した。

 まだ産まれたばかりのインバウンド事業部ですが、すでに確固たる成功の手応えを掴んでいます。世界の一流を知り尽くした海外のVIP・ビリオネアの方々に私たちの施設にお越しいただき、日本ならではの特別な体験を通じファンになっていただいた事例や、それぞれの業界のトップランナーやラグジュアリーで本物志向の会社と商談を重ね、ホテル・MICE・婚礼といった私たちが展開する幅広い商材を提案したところ、どの会社からも非常に反響が良く、視察希望や問い合わせなどが相次いでいます。「日本」という商材は間違いなく一流であり、世界から見てもオンリーワン・ナンバーワンのポジションが取れることを実感しました。
インバウンド事業部が目指すのは、もっとも日本らしいホテル・ユニークベニューの段取りを担うというポジションを確立し、海外の方々に「日本に旅する目的」をつくり、世界観光戦で日本が勝つこと。ホテルという分かりやすい観光コンテンツだけでなく「MICE(マイス)」と呼ばれる国際会議などの高付加価値で影響力の大きいビジネストラベルで日本が存在感を発揮することや、海外の方々のリゾートウエディングの場所として選ばれ、人生の中でも特別なアニバーサリープレイスになること。これらが、文化を紡ぐことの大きな力になります。また、将来的にこの取り組みは日本だけでなく、世界の文化や歴史を紡ぐモデルにまで発展出来ると考えています。それらを見据えた中で、まずは「日本を世界で勝てる国にする」という壮大なビジョンを実現したい。今、私たちはその一歩目を踏み出しました。

インバウンド事業部の具体的な仕事内容

海外市場から直接集客することを目的に、世界の観光トレンドや海外市場や顧客ニーズ、競合(現地企業・グローバル企業)の分析を行い、オンリーワン・ナンバーワンのポジションを確立できる市場を選定する。

バリューマネジメントの各事業・各施設の海外向けコンセプト、USPの明確化、商品造成を行い、セールス&マーケティング戦略・戦術を構築する。 また、一方で、社内に向けて、インバウンドゲストの受け入れの体制やオペレーション、仕組みも構築する。

宿泊事業、MICE/パーティ事業、婚礼事業等それぞれの業界で、有力かつバリューマネジメントにマッチングする現地の旅行会社、リゾートウエディングの会社等への法人営業や、直接的に海外の消費者へ向けたマーケティング・プロモーションを行い、自分たちの提供価値と海外ゲストのニーズをマッチングさせ、反響を生む。(各国固有のニーズや、商習慣、特別な要望等があるため、それらをひとつひとつ丁寧に商品やオペレーションフローに反映させる。)

バリューマネジメントの施設への問い合わせのきっかけをつくる。以降は、宿泊やレストランなど既存4事業部(婚礼事業、宿泊事業、MICE/パーティ事業、レストラン事業)に引き継ぐ。

バリューマネジメントの施設を通じて、その地域や私たちのブランドのファンになっていただき、さらに日本の他の地域や施設にも訪れていただく人の流れをつくる。 旅の目的となる場所を日本各地に増やしていき、世界の観光産業における日本の存在感を高めていく。

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