宮村 翔瑠 / Miyamura Kakeru

10億円の責任を、手触りある成果へ―成果からブレない、次世代の事業部長へー

宮村 翔瑠 / Miyamura Kakeru

Growth Marketing Manager

2020年入社。愛媛県大洲市のホテル支配人や、津山市・福山市への出向を通じた事業開発など、複数地域のプロジェクト立ち上げを経験。現在はマーケティング部Growth Marketingに所属。現場からマーケティング、事業立ち上げまでリアルを経験したからこその「手触り感」を大切にし、会社の数字成果に大きく貢献している。

一生かけても解けない「日本」というちょうどいい器

自分を一言で表すなら、「課題解決が好きな人」です。自分のモチベーションを分解すると、「ゼロをプラスに伸ばす」こと以上に、「マイナスをゼロに戻す」過程に強い充足感を覚えるタイプなんです。学生時代はサッカーに夢中でしたが、試合に勝った喜びよりも、負けた理由を分析し「もういっかいやったらどうやったら勝てるか」を練る時間がいちばん熱く燃えていました。

そんな自分の情熱を注ぐ先として、「日本」というスケールがちょうどいい器でした。地球規模だと太平洋に石を投げるような感覚で、効果が見えにくく手応えが遠すぎる。かといって小さな町単位だけだと視野が狭くなってしまう。一生かけても完全には解けないけれど、一歩ずつ確実に解決へ近づいている実感が持てる。そんな「手触りのある前進」を求めていたんです。

私がこの会社を選んだのは、まさにその「手触り感」を圧倒的な当事者として味わえる環境だったからです。事業が急成長し、ポストが次々と生まれる中で、若手でも会社のレバーを握ることができる。実際、今は会社の大事な部分を任せてもらっていますが、ここでは自分の判断一つで、月だと1億円単位、年間だと10億円単位で売上が変わるような規模感です。大企業では味わえない、そのヒリヒリするほどの責任と緊張感があるからこそ、自分の手で会社を飛躍させられる。それが、私が求めていた“本物の手触り”です。

「1,500円の弾を撃ち続けるか、エンターキー1つで3,600円を変えるか」

――すべては「未来のPL」から逆算する

ビジネスは慈善事業ではありません。私たちは地域の大切な宝物をお預かりし、事業として利益を出し続ける責任があります。だからこそ、すべてのアクションを「未来のPL(損益計算書)」から逆算して考える必要があります。理想のPLを描き、そこから逆算して組織図を書き換え、採用や教育のあり方を決める。マーケティングも、単に予約数を追うのではなく「最終的にPLを勝たせること」が絶対条件です。

 

この視座の重要性を痛感したのは、現場、事業開発、マーケティングという異なるフェーズを横断して経験したからでした。

 

例えば、客単価を上げるためのアプローチ。前提として、売上を上げるためには、客単価を上げるか、予約数を増やすかという選択肢があります。現場にいた頃の私は、目の前のお客様に一生懸命、地酒や料理の背景をプレゼンしていました。必死の想いが伝わり、+1,500円のアップグレードをいただけた時は最高に嬉しい。しかし、これは言わば最前線で泥臭く弾を撃ち続けている「戦闘」の状態です。個人の努力としては尊いですが、事業として10倍、100倍の成果が必要な時、マンパワーだけでは必ず限界が来ます。

 

そこで視点を広げ、戦略という「設計」で先手を打ってみることにしました。

予約完了メールに「事前アップグレードのご案内」を添える仕組みを作る。あるいは、マーケティングのデータに基づき、需要に合わせて販売価格をわずかにチューニングする。すると、現場での必死のプレゼンを介さずとも、エンターキー一つで一人あたり約3,600円の単価アップが実現してしまったのです。

 

「どこで汗をかくか」という“打ち所”を見極めるだけで、成果の桁が変わる。

この経験から、現場のリアルを血肉にしながらも、常にPLという冷徹な数字から逆算して戦略を練る。それが、プロとしてビジネスで勝つための私の哲学になりました。

「頑張れば報われる」なんて、ただの甘えだった

入社前の自分は、「ハードな環境が好きだ」と粋がっていました。でも、本当の意味での「ハードさ」を何も分かっていなかった。

社会は、頑張れば報われるほど甘くありません。どれだけ残業しても、どれだけ必死に走っても、成果が出なければプロとしての価値はゼロ。自分の判断ミス一つで、積み上げてきた信頼が崩れる。「自分で決め、自分でケツを拭く」という自律の残酷さを突きつけられた時、鼻をへし折られたような感覚でした。

特に大洲にいた頃は、自分の無力さに打ちひしがれる毎日でした。ロジックだけでは動かない人がいて、理屈だけでは埋まらない溝がある。そこをどう突破するか。葛藤の中で見つけたのが、「言葉」よりも「背中」で語ることでした。

境界線がないからこそ、町の「応援」が味方になる

私は、仕事とプライベートを明確に分けるタイプではありません。むしろ、その境界線がない状態が一番心地いい。

大洲では、朝7時に有志で河原のゴミ拾いをしていました。これは仕事ではなく、単純にこの町を綺麗にしたいというエゴです。清掃範囲が広すぎて、物理的な成果としては不十分だったかもしれません。

でも、その姿を見ていた市役所の方や地域の方々が、「彼らは本気だ」と認めてくれた。そこから一気に空気が変わりました。キーパーソンを紹介してもらえるようになり、無理な相談も「宮村くんの頼みなら」と聞き入れてもらえる。

「私的な想い」が「公的な信頼」に変わり、最終的に「事業の数字」を押し上げる。ロジックを超えたところで勝負が決まる手触り感こそ、私がこの仕事にのめり込む理由です。

リスクを背負い、成果からぶれないリーダーへ

現在、会社は事業が急成長し、新しいポストがポコポコと増え続けているフェーズです。若手であっても会社の重要なレバーを握ることができる。実際、私自身も会社の大事な部分を任せてもらっている実感があります。

極端な話ですが、自分の意思決定ミスで10億円規模の売上が変わる。そんなヒリヒリするような規模の責任を背負っています。大企業では若手が負うことなどあり得ないリスクですが、だからこそ自分の手で会社を飛躍させられる。私はその緊張感がたまらなく好きなんです。圧倒的な当事者としての「手触り感」が、ここにはあります。

そして、さらに会社を大きく成長させるため、私は「事業部長」というポジションを目指しています。出せる成果の天井を上げるためには、経営戦略に直接影響を及ぼせるカードを持たなければならないからです。

私が理想とするのは、「1プレイヤーとしても圧倒的に強い」ことを大前提としつつ、「成果から一時たりともぶれない」リーダーです。私の言う成果とは、最終的には「数字」を指します。しかし、その数字の中には、地域からの見られ方や、仲間からの信頼、そしてお客様からの信頼がすべて内包されています。

現場での泥臭い手触り感を持ちながら、PLという冷徹な数字にコミットし続ける。そんな「温かくも厳しい」事業部長として、日本の未来を動かしていきたい。リスクを背負い、本気でヒリヒリしたい仲間を待っています。

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